ミニバンド(チューブ)を使った陸上競技者向きトレーニング
こちらの記事では、手軽に出来る人気の高いトレーニング器具である、ミニバンドを解説していきます。
ミニバンドの特徴から、得られる効果、トレーニング方法を紹介し、最後に、おすすめのミニバンドを案内させていただきます。
ミニバンドを使ったトレーニングとは?
伸縮性のあるチューブ状のゴムを使ったトレーニングになります。
様々あるトレーニング器具と比べ、安価で、安全性が高い事が特徴で、
小スペースでトレーニングを行える為、雨天時に屋内でも、しっかりと鍛える事が出来ます。
ミニバンドは、トレーニングチューブの中の一つで、輪っか状のものになります。
ミニバンドにて得られる効果
陸上競技において必要な筋肉である腸腰筋(ちょうようきん)を鍛える事が出来ます。
上半身と下半身を繋ぐ腸腰筋は深腹筋や深部腹筋群とも言われ、最近はインナーマッスルという名称にて、よく聞くようになったかと思います。
位置的には、背骨から腰部までの内部にある筋肉で、外から見る事は出来ませんが、体幹(たいかん)を安定させ、支えるという重要な役割があります。
陸上競技において、安定感のある体幹を手に入れるという事は、あらゆる種目において重要になります。
競技時の安定した姿勢により、良い結果が生まれると言っても過言では無いと思います。
ミニバンドを使ったトレーニング方法
ラテラルウォーク
立ったまま、両足首にミニバンドを掛け、膝を少し曲げ、腰を落とします。
右足を真横に30cm程、出します。
左足を右足側に移動させ揃えます。
これを何歩か繰り返します。
左足を真横に30cm程、出します。
右足を左足側に移動させ揃えます。
これを何歩か繰り返します。
上体を安定させて行うのと、無理に固いミニバンドを選ばず、徐々に固いものへと変えて行く事がポイントになります。
フットインターン
仰向けに寝転がり、両足にミニバンドを装着します。
両膝を90度に曲げ、上半身へと近づけます。
ゆっくりと、片方の足を伸ばします。
ゆっくりと、伸ばした足を戻します。
次に反対の足を同じように伸ばし、伸ばした足を戻します。
この動作を繰り返します。
下腹部に意識を集中させて行うのが効果的になります。
レッグレイズ
立ったまま、両足首にミニバンドを装着しまっすぐと姿勢を正します。
片方の足を、前へと振りだします。(10回程)
次にもう片方の足を、前へと振りだします。
片方の足を、後ろへと振りだします。(10回程)
次にもう片方の足を、後ろへと振りだします。
片方の足を、横へと振りだします。(10回程)
次にもう片方の足を、横へと振りだします。
この動作を繰り返します。
軸足がブレないように意識することが大切になります。
おすすめのミニバンドをご紹介
パフォームベタージャパン(Perform Better Japan)ミニバンド 1219-05
・メーカー希望小売価格:¥2,200+税(4本1組)
・材質:ラテックス
・サイズ:幅50mm 円周 約450mm
ライト(イエロー)、グリーン(ミディアム)、ブルー(ヘビー)、ブラック(エクストラヘビー)と、4つの強度のミニバンドが1組になった商品です。
自身がどのくらいの強さを選ぶべきか分からない方や、強化したい筋肉の部位によって、強さを変えたい方に、おすすめです。
ニシスポーツ(NISHI)ミニバンド NT7930
・アクティベーション(イエロー)NT7930E メーカー希望小売価格:¥1,700+税(3本1組)
プレトレーニング(グリーン)NT7930F メーカー希望小売価格:¥1,800 +税(3本1組)
レジスタンス(ブルー)NT7930G メーカー希望小売価格:¥1,900 +税(3本1組)
・材質:ラテックス
・サイズ:幅50mm 円周 約515mm
・生産国:台湾
陸上競技用品を多く取り扱う、ニシスポーツより発売されているミニバンドです。
イエロー(アクティベーション)が一番 強度が弱いモデルで、トレーニング、競技前のウォームアップに適しています。
グリーン(プレトレーニング)が中程度の強度で、インナーマッスルを意識したトレーニングに適しています。
ブルー(レジスタンス)が最も強い強度のバンドで、筋肉に負荷をかけるトレーニング用になります。
すべて3本で1組となっています。
シスチューブ(Sys Tube)ミニバンド ヘビー
・材質:ラテックス
・サイズ:幅50mm 長さ255mm
・生産国:中国
3つの強度が発売されている、シスチューブ(SYSTUBE)のミニバンドです。
・ライト(パープル)⇒ジュニア・女性向け
・ミディアム(レッド)⇒男性向け
・ハード(ブルー)⇒アスリート向け
となっています。2本が1組で発売されており、強度により価格が変わってきます。
まとめ
ミニバンドがあれば どこでも、いつでも鍛える事が出来るという事を紹介させていただきました。
それほど高価な器具ではありませんで、是非、個人でも持って置きたい一品ですね。
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